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帯びプロジェクト

昔の女性は年に4反の布を作っていたそうですが、技術もありますが忙しく過ごす現代では布を織れるほどの糸を績み溜めるにはとても時間がかかります

6月開催される銀座の自然布展に何か作品を出展出来たらとのことで、急遽、基礎講座を修了された受講生の方々にご希望で糸を績んでいただきました

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なんと121名のご参加

5月初め、1回目に集められた糸を太さを見ながら経(たて)糸用に繋げ合わせてフノリを掛けました
皆様から集められた糸はそれぞれに個性があり、集められた糸を見ているだけで感慨深いものがありますが、それが一本に繋がった時は、この場に居合わせられたこと、携われたことへの感謝の気持ちで満たされました

2015帯びプロ糸

そして織りがスタート

織り上がりに立ち会わせていただくことができましたが、想像ではパターン、パターンと軽快に杼(ひ:緯(よこ)糸を巻いた管を入れて、経(たて)糸の中をくぐらせる、小さい舟形のもの)が行ったり来たりするイメージだったのですが、手績みと大麻の性質と言う事もあるのでしょうが、とても繊細で丁寧に織り進められていました
その光景は息を呑むほど美しいものでした

2015帯びプロ織り③


皆の糸をなるべく無駄にしたくないとの思いで、『きりしね』と呼ばれる経(たて)糸の織られないところをオーガニックコットンの糸で結び繋げて使いました

また、毛羽立ちで経(たて)糸どうしが絡んでしまったり、途中で糸が切れてしまって結び直したりと、今後の糸績みの課題も見えました

織り手さんに話を伺ったり、様子を見ているうちにも着々と織り進められ、ついに帯が完成しました
糸の個性がそのまま帯に生かされ、自然な風合い・・・まるで生きている様です

2015帯びプロ出来上がり
半幅帯

遠い昔から布作りが行われていましたが、その様子を少し感じることが出来て、いよいよ自分もという気持ちになりました


※こちらの帯は銀座もとじさんにて展示されます
   北から南 日本の自然布 6/20(土)~26(金)→御好評にて終了致しました
   http://www.motoji.co.jp/news/detail1597.htm



2015ふれあい縁農

『種まき』
2015年4月5日ふれあい縁農で訪れたときの栃木の大森さんの麻畑の様子です。
4月5日は『種まき』でしたが、生憎の天気で作業は行いませんでしたが、3月末に蒔かれた種の発芽している様子を見ることができました。上手く写真が撮れなくて分かりにくいのですが、鋸歯状の本葉が見られました。これが3ヶ月後には2m~3mになるのですから驚きです。ごろごろ見えるのは石です。ここは、周囲の山から土砂が流れて堆積して出来た土地で、『こんなにたくさん畑に石があるなんて!!』と思ってしまうのですが、このやせ地がよい麻(野州の麻)を作り出します。そして、台風が来ない(弱まる)場所であることも高く生長する麻にとって最適な土地なのだそうです。
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畑の近くに桜の木があって、この桜の花が種まきの時期を知らせてくれるのだそうです。
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土地の性質や気候条件の他にこの地で麻栽培が盛んに行われていた理由に道具の発明があるとのことです。これは『はしき』と呼ばれる種をまく機械(播種機)ですが、このおかげで一度に種まきができるようになり、大量生産が可能になったそうです。蓋に『昭和丗年向五カ年保倹』と書かれていて、この蓋が現在で言う保障証になります。面白いです。
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その他、麻の栽培、麻の用途(横綱の綱など)、麻栽培とご神事など盛りだくさんのお話でした。
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『細がき・太がき』
今回は参加出来ませんでした。来年はぜひ。



『間引き』
6月27日、久しぶりに大森さんの畑を訪れることができました。この日も小雨降っていたので作業は出来なかったのですが、麻は2mを越えるほど(高いもので2m50cmくらいかと)に生長していました。畑の合間に立つと、ほのかに香る麻の香りと、麻に囲まれて清々しい気持ちになります。

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畑の周囲は日に当たるため、短めで下部まで葉が生えていますが、内側は、葉が枯れて上部にしか葉が生えていません。大森さんの畑では、繊維用の麻を栽培していますが、用途によって4種類に分けられています。糸用の麻は、茎が細く、葉の色も優しい感じでした。
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間引きには、風を入れて均一な麻にする風入れ間引きと、よい品質の麻を残す揃いの間引きがあり、揃いの間引きは収穫の前日に行われるそうです。間引かれた麻は畝間に横たわっていました。

5月に種まきされた来年の種用の圃場では、膝下ほどの高さに生長しています。繊維用とは対照的に、枝を伸ばし、花をつけさせるため、畝間180cm、株間も間引きながら100cmほどにしてゆきます。
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研修生の方が麻はぎをされていたので、その様子も見ることができました。2月に入ったばかりとのことでしたが、慣れたものでした。
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午後は大森さんのお話。生まれてから命を終えるまで、そして、次の命に繋がってゆく…暮らしと麻の話が中でも印象的でした。
帰りに、大森さんが月参りをしている賀蘇山神社を訪れました。麻の注連縄が張られていました。山奥にひっそりと佇んでいるお社ですが、拝殿上は宿坊(過去)、大きな木彫りの天狗、遥拝殿の木彫りの龍・・・とても信仰の篤い場所だと感じました。この賀蘇山神社、後になってお話を伺ったのですが、忌部族の最終地点(利根川系)とも言われています。それは、過去、斎藤姓であったこと、天狗、火防せの神様が祀られていること(焼き畑を行う)から推測できるとのことです。機会があれば、山頂の磐座を訪れてみたいです。
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『麻切り(収穫)』
7月19日の麻切りの様子です。麻切りと言っても、刈って収穫するのではなく、根ごと引き抜きます。その後(私たちは行いませんでしたが)、根を切り落とすまでが麻切りの作業になります。

二人一組で『一、二、三!』と声を出し、息を合わせて2回で抜きます。そして、抜いたものを傍らに積み重ねてゆきます。
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根切り、葉打ち後の195cmの長さに整え、束にしたものを窯で煮ます。途中、上下を返します。
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そして、ハウスの中に干します。2、3日すると奥のように白っぽくなります。
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これを再度煮ます。こちらは、浸かったらすぐに返します。
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見学しているだけでも汗が止まらない夏真っ盛りのこの時期に、収穫から湯かけ、干すまでの作業は本当に過酷な作業だと思います。これから精麻にする行程もありますが、この事を見ても糸一筋も大切に扱おうと思いました。

種取り用の麻、『間引き』の時から一か月余りで腰上辺りに生長しました。株間が広いため、日が当たって枝もぐんぐん伸びています。
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『麻の花見学と麻引き体験』
9月12日、集中豪雨の後で心配されましたが、永野は上流のため、被害は特になかったとのことで安心しました。8月の猛暑の後の気温の低下で、今年は開花が1週間ほど遅れたとのこと。2.5mほどに伸び、枝の先端に少し緑がかった小さい白い花が咲いています。
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花粉が重いため遠くに飛ばず(そのため、大森さんは人によって麻は広がっていったと話されていました)、ポンと軽くたたくとあまり広がらずに真下に落ちます。
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こちらは雌。側枝の根元に小さな実が見えます。先から赤い雌しべが2本出ていて、これで花粉をキャッチし、実が成熟します。(少し画像を大きくしましたが、分かりづらいですね…m(__)m)
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話は『麻引き体験』に移りますが、この画像は麻槽(おぶね)です。ここに乾燥させた茎をくぐらせ、むしろの中で2~3日発酵させます。皮が硬くても軟らか過ぎても上手く剥げないので熟練を要するところです。
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皮が軟らかくなったところで、『麻剥ぎ』をします。根元をポキンと折り、皮と茎が外れるとそこから面白いようにスーッと皮が取れます。
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『麻引き』は、現在機械で行われるのが殆んどですが、手引きは繊維が一つ一つ離れるため、糸作りに向いています。こちらは手引きの道具です。場所によっては、木の持ち手に鋼の歯が付いているものもあります。板の上に皮目を上にして繊維を置き、根元からしごく様に麻掻き(おかき)を少しずつ動かして皮だけを取り除くのですが、なかなか難しい!!こちらも熟練の技が必要です(全てに於いてですね)。
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お見せ出来るものではなかったので^^;、大森さんの奥様が機会引きされたものをご覧下さい。
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へそ玉

麻糸産み養成講座のテキストを開くと、まず始めに江戸時代の麻糸績みしている女性たちの絵が載っています。その中にへそ玉が描かれています。縒りを掛けている年配の女性の足元に。それから、左端の若い女性は麻桶から糸を巻き取りへそ玉を作っています。

大麻の糸作りでは、紡錘車で縒りを掛けることと同様、へそ玉を作ることも長らく行われていなかったようです。

今回、初めてへそ玉を作り、よりひめの糸を作りました。(様子が分からないので少量にしました)
績んだ糸を毛糸玉のように巻き取ります。
かわいらしい大麻のへそ玉が出来ました。日の光に輝いてとてもきれいです。
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そして、しばらく水に浸します。
水がスーッと浸透してゆくのが分かりました。大麻糸(または紐)で釣りをしたことはありませんが、この”スーッ”が重要で、水の中に入れたときに魚に気づかれにくく、よく釣れるそうです。それにしても、水によってさらに輝きが増してとても美しいです。そう言えば、父も釣りは大麻の糸に限ると話していました。今はナイロンですけど・・・(+o+)
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それから、縒りを掛けていつもの工程。よりひめの糸の完成です(^^♪
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一度巻き取るのは時間的ロス?絡むのでは?と思っていましたが、全く絡む心配なく、作業効率が格段にスピードアップしたのには驚きました。
昔の方々が行っていた技術。智慧をまた一つ学びました。伝統技術に触れることで得られる喜びです(^^)

文旦のママレードとカシューナッツのパン

お菓子作りのとても上手なご近所の方から、文旦のママレードをいただきました。爽やかで優しい香り。そのままでも美味しいのですが、ホシノ天然酵母(レーズンや玄米酵母なども試しましたが、扱いが良いので定番になりました)の生地に練りこみ、表面にも塗って、その上に粗く刻んだカシューナッツをのせて焼いたら、ちょっと贅沢な大人のパンに仕上がりました(^^♪

種イモを保存して苗から育てている紅まさり(2年目)。今まではダッチオーブンで焼いて食べていましたが、友人宅でいただいた干し芋がとても美味しかったので、試しにこれを干してみたところ、水分が飛んで甘みが増し、お日さまのエネルギーもいただいて、滋味あふれる味に。干し芋があまり好きでないねぎさんも気に入っていました。数日間、天候が悪くて部屋に干していたら、2歳の次男がファスナーを開けてはこっそり食べていたようで、気付いたら半分ほどに(*_*)相変わらず食べることが大好きな次男です(^^)

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味噌づくり

震災後にたくさん味噌を仕込んでから、味噌作りはお休みしていました。まだ残っていて3年もの。いや、それ以上に。少しアルコールのような風味も出てきた感じもするけど、コクがあって美味しい。この寒い時期、低体温の私の体には合っていて、体が温まります。(子どもたちにはちょっと重いかな(^^ゞ)

震災の年の7月ごろ、長男の咳が止まらなくなり、ソーラムオイルを毎晩塗ったり、園庭や畑にEM菌を散布したり、味噌を始め、食料を備蓄したり、いろいろ不安に思っていたことを思い出します。

まだ味噌は大量に残っているし、夏でも作れるので、もう少し消費してからとも思ったのですが、季節がそうさせたのでしょか、気持ちが動いたので仕込むことにしました。

大豆2キロ、玄米麹2キロ(マルカワさんのレシピは大豆1.3キロで麹2キロで甘い味噌が出来ます♪)、塩900グラム(10%は詰めた上に敷く)、調整用で大豆ゆで汁と塩(適当塩分12%くらい)。

以前は、要領を得ていないのに気持ちだけは早く仕上げたくて、失敗することもありました。(豆が硬いのと水分不足は致命的なようで、内部に緑や黒カビが生えて食べられなかった^^;)

計量と浸水と煮るのを押さえていれば大丈夫です。甕に味噌玉を入れ始めたころで2歳の次男がお昼寝から目を覚まし、興味を示して甕の中を覗いたり、味見をし始めましたが、無事終えることが出来ました。

ところが、土間の物置に置こうと、蓋を取りに行って戻ったら、子どもの口がもぐもぐ・・・、見ると、平らにならしたところに小さな指の跡が3本(*_*)これもまた楽しい思い出に(^^)

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